生産者特集 02_キューン フランス/アルザス

生産者特集02_キューン フランス/アルザス 生産者特集02_キューン フランス/アルザス

1675年から続くアルザスのアンマシュヴィール村の生産者です。信濃屋としても長くお付き合いのある生産者の一人で、信濃屋が自信を持ってお届けする自社輸入ワインの生産者です。
醸造家フランシス・クレー氏の元で造られるワインは、優れたテロワールを発揮し、最大限の太陽の恩恵を受けアルザスワインの素晴らしさを表現しています。
現地アルザスでも、星付きレストランにリストオンされており、美食の街アルザスでもワインの品質の高さが認められています。

History

1. 歴史

キューンは17世紀 (1675年) に設立されました。ジャン・ジャック・ド・シーレ男爵(1758-1826)は、アンマシュヴィールの最も高貴なワインをオーク樽で醸造し、熟成させるために、18世紀末に岩を掘ってこの地域全体で最も深いセラーを設けました。
その後、この敷地はアンマシュヴィール出身の生産者、キューン家の所有物となりました。現在も使用される地下セラーは約7メートルもの深さがあり、そこで熟成されている大樽も最も古いものになると400年以上前の樽が現存してます。現在では、地下セラーで音楽や美術を愉しんだりするイベントなども開催されており、伝統の場所から新しい発信も行っています。
キューンは1962年の原産地呼称の創設に積極的に貢献し、アルザスのブドウ畑の色彩を高め、世界の最高の食卓にふさわしいワインを造り続けています。

Cultivation

2. 栽培

ヴォージュ山脈により海洋の影響から守られたアルザスの畑は、日差し、暖かさ、降雨量の少ない大陸性気候の恩恵を受けています。そこは、アルザス グラン・クリュの畑ケフェルコフとしても有名なワインを生産しています。
アルザスの下層土は、花崗岩からチョークまでの地質堆積物の層で覆われ西風を避ける理想的な場所にあり、キューンワインに非常に特別な特徴と美しい芳香豊かさをもたらします。

Alsace Grand Cru

3. アルザス グラン・クリュ

アルザス グラン・クリュは、アルザスのブドウ畑の総面積(約800ha)のわずか4%しか名乗ることができません。テロワールは、厳格な生産規則によって卓越性と信頼性が保証された51のリュー・ディ(小区画)がアルザス グラン・クリュとして認められており格別なワインを生み出します。名称を保護するため、2011年からリュー・ディそのものがAOCとして認められるようになりました。
アルザス グラン・クリュに指定されているブドウ品種4種類のみです。リースリング/ミュスカ/ピノ・グリ/ゲヴェルツトラミネールの4品種がアルザス グラン・クリュとして認められています。アッサンブラージュから造られたワインを除き、品種名をラベルに表記することが一般的となっています。貴重なワインである「ヴァンダンジュ・タルディヴ」「セレクション・ド・グラン・ノーブル」に関しては、それらをラベルに付記することも出来ます。
しかし「アルテンベルク・ド・ベルクハイム」および「ケフェルコフ」に対してはアサンブラージュが、「ゾッツェンベルク」にはシルヴァネール種の使用が認められるなど、3つの例外が設けられています。唯一無二で個性的なテロワールを表現した各リュー・ディから造られ、時代と共に絶え間なく進化し続けているアルザス グラン・クリュから今後も目が離せません。

Lineup

4. ラインナップ

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