ドメーヌ・モン
シードル モンシー [2022]

商品コード:2700000918890

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『ドメーヌ・タカヒコから飛び立った山中 敦生 氏が手掛けるドメーヌ・モン』
 
ドメーヌ・モンはドメーヌ・タカヒコの曽我 貴彦 氏の下で2年間(2014~2016)栽培と醸造を研修した山中 敦生 氏(ヤマナカ アツオ)が2016年春から独立し、北海道余市郡余市町登町の標高50m前後に位置する約3ha(栽培面積は1.5ha/5,000本)の畑でピノ・グリのみを栽培する小さな農園兼醸造所です。
 
【名前とロゴに込められた想い】

ドメーヌ・モン(Domaine Mont)のモン(Mont)に込められた3つの"モン"まずは、山中氏本人の名字である山中の「山(Mont)」を意味しています。次に、ワインボトルのエチケットに山中家の家紋がデザインされており、すなわち家紋の「紋(モン)」を意味しています。最後にドメ ーヌ・タカヒコで研修していたので曽我 貴彦 氏の門を出たという「門(モン)」を意味しています。

ロゴに使用しているのは、山中家の家紋「丸に三つ茶の実」です。実家は祖父の山中 福松 氏が起業した日本茶の小売業を営んでおり、父の雅ー 氏が現在も経営しております。山中氏は長男として生まれました。小さい頃から日本茶に慣れ親しんでいたので、香りの複雑さと味の織細さ、また旨味、余領というものを人一倍体感できる環境で育ちました。 ワインの世界に足を踏み入れたのも山中家に生まれたおかげだと感謝し、自分のルーツを表したく家紋にアレンジを加えてドメーヌ・モン(Domaine Mont)のロゴに使用されています。赤は太陽を、青は水を、緑は大地をイメージしております。このデザインをしたのは友人でもある、北海道喜茂別にあるオーガニックファームGreen Noiseの岡崎 哲也 氏によるものです。
Domaine Mont
Mont-C(Cidre)[2022]

『ドメーヌ・モンが造るシードル"モンシー"』

ドメーヌ・モンの目の前に広がるりんご園を持つ「森farm」さんが育てた林檎を主体に使用し、野生酵母にて自然発酵、亜硫酸は発酵から瓶詰めまで一切使用しておりません。また発酵由来の炭酸ガスも閉じ込められており微発泡性です。 野生酵母で発酵したことにより、少し野性的な複雑な香りが特徴で、酸がきりっとしたシードルで食前や食後、ランチタイムに最適な美味しいシードルに仕上がっています。

※亜硫酸無添加でアルコール分が低いと、液面のトップに産膜が張ることがありますが、その場合は瓶を軽く振って混ぜてください。香りや味にはほぼ影響がありません。

Country(生産国)
日本
Region(地域)
北海道/余市町
Cepage(品種)
こうりん/ジョナゴールド/ふじ
などその他で合計10種類使用
Volume(容量)
750ml
 
こちらはネット店限定商品となります。
『ワイナリー訪問記』
~2016年北海道-春-ドメーヌ・タカヒコより独立した山中氏が手掛けるドメーヌ・モン-Domaine Mont-~


日本ワインが"熱い"
近年、注目度が年々増す一方の日本ワイン。その中でも国内屈指の生産地"北海道ワイン"をご紹介できる喜びを噛み締めながらご説明していきたいと思います。

まずは北海道の特徴から…北海道のワインは国内における北限地点の利点を活かし、日本特有の梅雨や台風、秋雨の影響を受けにくく、昼夜の寒暖差が激しいことから酸を生かした上質な辛口の白ワインやスパークリングやピノ・ノワールなどの高品質な赤ワインも造っています。代表される品種は国際品種の「ケルナー」や「ピノ・ノワール」のほか、アルザス系の品種(ピノ・グリetc…)やナイアガラなど個性溢れるスタイルのワインを造ることができる産地です。

2018年6月には国税庁から地理的表示ワイン産地(GI)として「北海道」が登録され、更にはワイン特区に指定されるなどワイン整備が整い、次々にワイナリーが増加している国内でも指折りのワイン産地です。

今日は、ワイナリー訪問記として北海道は余市郡余市町登町にある『Domaine Mont-ドメーヌ・モン-』さんを訪れた様子をお届けいたします。訪問したのは2021年〜2022年にかけて2回。我々がお会いしてから北海道訪問を2回、山中さんに弊社の本社を訪れて頂いた1回に渡り、今回こうして『Domaine Mont-ドメーヌ・モン-』もとい、山中さんが造ったワイン(シードル)を扱うことが出来たことはとても嬉しい事です!!

 
 
Domaine Mont-ドメーヌ・モン-の看板
 
『Domaine Mont-ドメーヌ・モン-のワインスタイル』

最初に訪れたのは収穫後で醸造中の10月頃…大変な時期にもかかわらず時間を割いて畑から醸造設備までご説明いただきまして、熟成中のワインをテイスティングさせていただきました。素晴らしい体験でしたし、ワインが抜群に美味しいです!!
お会いした印象は、拝見していた経歴から想像するよりも温和で内に秘めたバイタリティとワインのネーミングからも分かる通り"遊び心"を持ち合わせた魅力ある方でした。その遊び心の根源は、早稲田大学在学中にスノーボードの魅力に取りつかれ、過去に北海道内のスキー場でインストラクターとして働いていたことがあるのではないかと推測できます。そしてここでの出会いが、今のワイナリー経営を目指すキッカケとなったことは言うまでもなく、そこから北海道での新規就農となると様々な障害を乗り越えたことで、人柄からも溢れ出るバイタリティを養えたのかなと思うと、若いころの経験と言うのは本当にかけがえのないものだなぁっとしみじみ思いました。それだけでワインが飲めそうですよね(笑)

写真にある畑のある場所は15年以上耕作放棄され、白樺や松などが生え"森"化していたところをチェーンソーで1本1本切り倒し、枝を払い、運び出し抜根して整地したようです!?山中さんのチェンソースタイル似合いそうです…ここは日当たりの良い東向きの傾斜地で、水はけも良く、長年使われていなかったので農薬や除草剤、化学肥料などは残留しておらず、微生物など多様な生物が多く生息している畑です。冬には積雪を利用してスノーボードを試したことがあるようです(笑)畑の上部からは日本海が一望できる壮観な景色で、風通しも良い恵まれた環境です。

 
 
畑からの景観(ピノ・グリ)
 
醸造設備と樽熟中のワインテイスティングの様子

現在、Domaine Mont-ドメーヌ・モン-で醸造しているワインは全4種類+シードル1種。フラッグシップワインDom Gris(ドン・グリ)からも分かるように、Domaine Mont-ドメーヌ・モン-で欠かせないブドウ品種はピノ・グリです!!ピノ・グリとはピノ・ノワールが突然変異で皮の色がピンク色になったグリ系品種。ブルゴーニュ地方が原産とされ、近年人気が高まっており、イタリアではピノ・グリージョと呼ばれ飲んだことがある方も多いのではないでしょうか??

北海道余市町登地区の気候風土を活かし、比較的冷涼な産地で本領を発揮できるピノ・グリを栽培し"日本人の食文化に合う日本人のためのワインを造りたい"と山中氏は考えております。香りの複雑さと味の繊細さ、アミノ酸由来の旨みや余韻、そして口当たりのやさしさというものをワインの中に表現できる品種としてピノ・グリを選択したとのこと…

他のキュヴェは余市町の契約農家さんから購入したブドウで醸造したワインになります。しかし、その品質は侮るなかれ!!北海道/札幌市の名店"Akinagao"にもリストオンされるクオリティは正しく北海道を代表するワインである証です。

 
北海道/札幌市の名店"Akinagao"でサービスされた時の"Monpe(モンペ)"

山中さんは言います"自然の中で五感を研ぎ澄まし作業する昔ながらの農業で、ブドウも自分も健全に成長できる環境を作り出すことが重要だと"。

その言葉とおり山中さんにお会いすると人生が充実しているのが分かります。とても楽しそうにワインを造り、スノーボードを愛し、人や動植物、自然に敬意を払ってワインを造っているのがワインからも感じることができると思います。除草剤や化学農薬等を使用しないのは自然と共存し、生物の多様性がワインの多様性に繋がると確信しているからです。趣味を持ち、仕事に全力投球なのも自分も健全に成長できる環境整えることが素晴らしいワインを造れる環境だとご存知だからです。ワインを知ることから生産者を学ぶことは多いと思いますが、山中さんのことを知ることでよりワインが美味しくなることは疑いようもない事実であると、今回の訪問で感じることが出来ました。山中さん、これからも毎年会いに行きますね(笑)

訪問者 ネット店担当 升田
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