『メドック格付1級 5大シャトーの筆頭』
以前からこの地でブドウ栽培が行われていましたが、ワインを造るシャトーとして名が知れたのは 17世紀にセギュール家がブドウ畑を作ってからです。ラフィットの評価が確立したのは18世紀ニコラ アレクサンドル セギュール侯爵所有の時代です。ギュイエンヌ(フランス南西部のボルドーを中心とするフランスの旧州名)の総督が、ボルドーの医師の診察を受けた際に「最上で心地良い強壮剤」としてラフィットを勧められました。その後パリに戻りルイ15世に謁見した際に「若返りの泉」としてラフィットを紹介、ヴェルサイユ宮殿で話題となりました。その後、ラフィットは侯爵の4人の娘に分け与えられ、ラフィットとラトゥールは分割されました。
【ロスチャイルド家によるトップシャトーへの栄光】
幾多の変遷を経て競売にかかったラフィットを1868年にロスチャイルド家が落札し、所有。 病害や戦争を乗り越え、1950年代にエリー男爵が畑と施設の再生に取り掛かりました。 エリー男爵の甥であるエリック男爵が1970年代に運営を引き継ぎ、フランスのワイン醸造技術の 第一人者であるペイノー博士をコンサルタントに迎え、新しいテクニカルチームの人材を増やす、 ブドウの樹の植え替えや肥料の与え方を変えるなど、さらなる改善を行い、ボルドーのトップシャトーという地位を確固たるものとしています。
Château Lafite Rothschild[2018]
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ワインアドヴォケイト誌で100点満点評価の最新ヴィンテージ
ヴィンテージ情報:12月から7月まで、絶え間ない雨がカビの発生と雹のリスクを助長しました。夏は7月中旬まで実際には始まりませんでした。非常に高温で、時には極端な気温でした。これにより、ブドウ園のバランスを良好な状態に保ち、素晴らしいヴィンテージへの道を歩むことができました。サイクルのこの困難なスタートの後、2018年のヴィンテージが素晴らしいものになるのを見ると、ここ数週間は非常に励みになりました。収穫時の唯一の合言葉は「成熟度」でした。実際、収穫の完璧な衛生状態により、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロの品質に非常に厳しい要求をすることができました。
美しい輝きを表現する紫色の反射を伴う暗い色。香りはまだ目立たないですが、大きな深さを知覚することができます。次に、ラフィットワイン特有の黒い果実、赤い果実、杉の香りが現れます。
味わいは、そのすべてのハーモニーとパワーを長くフレッシュなフィニッシュで表現する驚くべきブレンドのおかげで、アタックは印象的です。この非典型的な年に、ラフィットはそのバランスと優雅さを保ちながら、そのすべての可能性を示しました。
2018年ヴィンテージはロスチャイルド家がラフィットを購入して150周年を記念した特別ラベル。 ラベルの右上部、シャトーと樹の間に熱気球をあしらっている。発表によると、地面を歩く2人の女性が見上げている何かをラベルに入れようという発想があり、1868年ならそれは熱気球だろうという判断で、今回のデザインとなった。オーナーのサスキア・ド・ロスチャイルドは「女性が空を漂う何かを眺めていると想像するのはいいアイデアだと思った」と説明している。
「1868年の熱気球は現代化と冒険の絶対的な象徴だった。2018年でも我々は熱気球が飛んでいるのを見るが、それはゆっくり動くことや、時間をかけて着実に行動することの象徴となった。我々がラフィットで150年間行ってきたのは、時の試練に着実に耐えることで、将来に向けてもそう行動する」 とコメントしている。ボトルの肩には「CL」とローマ数字の150が彫られている。
ワインアドヴォケイト誌:100点 / ジェームス・サックリング氏:99点 / デキャンター誌:98点
ジェブ・ダナック氏:98点 / ヴィノス:98点 / ワインエンスージアスト誌:96-98点
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Country(生産国) |
フランス
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Region(地域) |
ボルドー/ポイヤック
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Classement(格付) |
メドック 1級
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Cepage(品種) |
カベルネ・ソーヴィニヨン 91%/メルロ 8.5%/プティ・ヴェルド 0.5%
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Volume(容量) |
750ml
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