『ピュリニー・モンラッシェの名手ポール・ペルノ』
ポール・ペルノは1850年創業のピュリニー・モンラッシェ村を代表する造り手のひとつです。現在では創業者の孫とその息子達の手で運営。ポール・ペルノでは、テロワールとヴィンテージの持ち味を引き出すべく自然な手法が心がけられています。除草剤や化学肥料不使用。剪定は非常に細やか、剪定した若枝を粉砕して畑に撒き腐植質が送り込まれています。非常に細やかな配慮がなされ、品質に対するこだわりは徹底したものです。多くの優良な畑を所有しており、以前はブドウをジョセフ・ドルーアン等に販売していましたが、現在はほとんどのワインを自分たちの名前で元詰めしています。
Domaine Paul Pernot
Puligny Montrachet
1er Cru Champ Canet[2022]
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素晴らしいバランスとポテンシャルを持った傑作
昔から所有していた畑で、これまではブドウ全てをドルーアンに販売していました。所有面積は僅か0.15haで、少量生産。樹齢が古く、ポール・ペルノ好みの深みのある味わいのブドウが取れるようになり、2011年産からは自社醸造に切り替えました。畑はコンベットに隣接する側の大きなシャン・カネではなく、クロ・ド・ガレンヌの近くのジャクロットとも呼ばれるシャン・カネの小区画。2014年産からクロ・ド・ラ・ジャクロットもワイン名追記する場合もあるがクロ外区画を加える際はシャン・カネのみの表記となっています。スペアミント。白桃、白い花、白胡椒、ピーチ、ヘーゼルナッツの香りが印象的です。リッチでエキゾチックなワインです。熟した果実味の中に塩気と苦みがあり、洗練されたスタイルに仕上がっています。平均年産2000本。樹齢35-53年。新樽比率20-25%。
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Country(生産国) |
フランス
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Region(地域) |
ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ/ピュリニー・モンラッシェ
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Cepage(品種) |
シャルドネ
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Classification(格付) |
1級
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Volume(容量) |
750ml
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